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パブロは人形が大好きだ。 いつも家の中をくわえて持ち歩いている。 「病院へいくよ!」と声をかける時も、喜んでお気に入りの人形をくわえてバッグへ入る。 今日、誰もいない部屋を覗くと、パブロが置いていった小さなくまがひとつ転がっていた。 その少し前まで、嬉しそうにこのくまをくわえてつきまとっていた姿が、ふと浮ぶ。 忙しいから後でね、と相手にしてあげなかったので、かわいそうなことをしたな、と思う。 パブロはお気に入りの人形を、家族に「あげる!」と言ったかんじで渡すのが好きだ。 「ありがとう!」と喜んで受け取ってあげるととても喜ぶ。 忙しくて受け取ってあげられない時は、私の部屋へ通じる階段の下のところに人形を供え物のようにちんまりと置いてあったりする。 最近のパブのお気に入りは、この間一緒にいったお店で買ったリスの「ふわふわ」。 寝るのも一緒、遊ぶのも一緒だ。 (この他にも、上記のくまやぞうや小さなリスも持ち歩いたり一緒に寝ている。) ウィリーと取り合いっこをしても必ず最後は自分のものにする。 夜、さんざんふわふわを噛んで鳴らしたり、ふりまわして遊んだ後のパブロ。 じっとふわふわをみつめたあと、睡魔が襲ってきたようで眠ってしまった。 小さな子供みたいだ。 #
by haruhirame
| 2009-03-15 00:23
犬は、人の言葉をよく聞いていると思う。 年齢を重ねるごとに、聞き知った言葉も増えるのだろう。 うちの2匹も5才。 パブロは子犬時代にしつけ教室の先生方から、『この犬はよく言葉を聞いて理解しているので、くれぐれも言葉には気をつけてください。』と言われていた。 最近では会話も理解しているようで、驚かされることも多々ある。 一方ウィリーは、パブロよりは理解力はかなりおっとりのスローペースだ。 そう、思っていた。 でも、やっぱり人間の会話をしっかり聞いているのだ。 動物病院へ行く話を人間どうしでしていると、大喜びをしてバッグの横で入るように指示されるのを待っていたりする。 「パブロは賢いけれどウィリーはちょっとなぁ、、、」とこれまた人間どうしでこそこそ会話をすると、うなだれて部屋からとぼとぼ出て行ったりする。 「嘘やで〜!ウィリーもおりこうでいいコや!」と励ますと、もじもじしつつ甘えてくる。 パブロも、いたずらがひどい時に、「そんなことばかりすると、パブのことを嫌いになってしまう。」と話しかけると、それまでくわえてふりまわしていたモノをポロリと落として悲痛な声を出して許しを乞うため飛びついてくる。 マイナスの言葉には、犬は敏感だ。 自分の犬を、「こんなにでかくなってカッコ悪い」とか「このコはバカだ」とか言う飼い主さんに出会うことがある。 それを足元で聞いている犬の目は、とても悲しそうだ。 飼い主さんは軽い気持ちや謙遜で言っていても、犬にはそうとれないのではないかな。 犬は、人が思う以上に賢いのだと思う。 犬は姿かたちではなく、その奥にある心がとても素晴らしいのに。 縁あって一緒に過ごすのだから、その犬の気持ちや知性を尊重して暮らしたいな、と思う。 1日の終わりに犬達に、「今日もおりこうでいいコだったね。楽しかったね。」とプラスのことを話すようにしている。寝ぼけながらも、満足そうな顔をするのがおかしい。 #
by haruhirame
| 2009-03-02 00:53
個展のために1週間神戸へ通っていた私。 朝から夜遅くまで(飲んで帰ったりしたので!)家を留守にするので、2匹は『どこへ毎日行くのだ??』と心配でたまらなかったようだ。 そして、神戸通いも終わった今日、2匹はスト−カ−状態に。 行く先々に2匹がつきまとうのだ。トイレへもついてくる。 ごはんを食べていると、両脇に狛犬のように座り寄り添っている。 疲れて昼寝をしようとすると、体の両サイドに2匹がぴったりくっついて離れない。 そのまま寝入ってしまってふと目覚めると、2匹が心配そうにじっと顔を覗き込んでいた。 「生きてるで〜!」と言って2匹の脇腹をこそばしてやると、大喜びしてチューの嵐だ。 「では散歩へいきましょう!」と言うとパブロは大喜びだが、ウィリーは急に寝たふり。 パブロだけ連れて出かけたのだが、どうやら一緒に行きたい場所があったらしい。 一目散にその方向へ歩いて行く。 2km先にあるペットショップだ。 「公園にしようよ。」といっても、がんとして動かない。 「ペットシティに行くの?」ときくと、しっぽをふって大喜びする。困ったヤツだ。 幸いお散歩バッグに小銭があったので、行くことに。 嬉々としてお店へ入り、展示販売されている犬に吠えられて、パブロはびびりまくりだ。 ウィリーへのおみやげのチーズと、パブロが欲しがるリスの人形を買った。 レジのお姉さんにお駄賃のビスケットをもらい、他のお客さんたちに「かわいいね!」と誉められてご満悦のパブロ。 また2kmの道のりをせっせと歩いて帰宅し、入浴後にリスと格闘して大喜びだ。 このリスの名は「ふわふわ」。 「ふわふわを持ってきて。」というと、くわえてきて大喜びだ。 写真は、遊び疲れてふわふわと寝ているところ。 犬達のはしゃぎっぷりには、疲れも吹っ飛んでしまうかんじだ。 #
by haruhirame
| 2009-02-26 01:00
パブロはがっしりしっかり(!)しているのだが、けっこう気が弱い。 黒くてとぼけた顔をしているので、強そうにみえるみたいだけど。。。 子犬時代、まだウィリーを引き取っていなくてパブロだけだった頃は、ひどい分離不安だった。 トイレの中にまでついてきていたし、夜ケージで寝かせようとしても一晩中狂ったように泣叫び、大きなケージを壊して出てくるほどパニックにみまわれる犬だった。 あまりにもひどいので病院で相談すると、ハウスを小さくして飼い主の部屋の隅で寝かせるようにといわれ、そうしてみると夜泣きは無くなり普段も落ち着くようになった。 ウィリーが来たときは、パブロはウィリーと一緒に寝れると思って喜んでいた。 しかしウィリーは群れるのが嫌いなようで1匹で寝たいらしく、ウィリーのハウスに一緒に入ろうとしたパブロはひどくウィリーに怒られていた。 ウィリーは、2才くらいまでは8時、最近は9時になると1階にある自分のハウスでさっさと寝てしまう。 パブロは、あてがはずれてがっくりみたいだ。 パブロは音にも敏感で、けっこうノミの心臓だ。 雨音だけでも恐くてパニックになる。 昨年、夜の雨でどうしようもなくびびってしまったので、仕方なくベッドに乗せて一緒に寝かせてやったら、それ以来味をしめて一緒に寝るようになってしまった。 といっても、私の許可がないとベッドにはあがれないし、私が寝ないかぎりいくらベッドに乗ってもいいといっても、床に座って私の仕事が終わるのをずっと待っている。 一応パブロなりに気を遣っているようだ。 ベッドで寝る位置も決まったところだけで、気が済んだら自分のハウスに戻ってハウスで寝ている。 ベッドで寝かすのは良くない、としつけの本には書かれているけれど、一緒に寝るようになってからパブロはとてもいうことをよくきくようになったので、これはこれでいいかなぁ、というかんじもする。 しかし、衛生上良くないだろうから少しでもきれいに、ということで、毎日散歩後の入浴はこれまで以上に入念だ。 洗面器のお湯に手足をつけて汚れを浮かせた後、手足やお尻やおなかは薄めた石鹸で丁寧に洗い、全身何度もラバーブラシをし皮膚のマッサージもしてから蒸しタオルで何度も地肌から拭く。 手はかかるけれど、お風呂で気持ちよくてクゥ〜!と喉を鳴らす犬を見ていると、まぁこういうのも犬と暮らす喜びかなぁ、とも思う。 #
by haruhirame
| 2009-02-01 23:50
なかよく並ぶ2匹。 しかし、、、おや?なんだか大きさが。。。 いつもとの違いがおわかりになるだろうか? 実は、茶色がパブロで黒がウィリー。 3匹生まれたうちの2匹だけど、色も大きさも違うので似ているのかが疑問だった飼い主は、photoshopのソフトを使って2匹の毛の色を変換してみたのだ。 う〜む、似ている。 目のかんじなんかそっくりだ。 この写真を見たうちの家族は、色が入れ替わっているのになかなか気づかなかった。 本当の写真はこっち。 ウィリーは黒犬になってもかわいいけど、パブロは茶犬になったらとても間抜けなかんじになるなぁ。太って見えるし。(笑) パブロの性格からすると、茶犬の時の顔の方がそのまんまのかんじだけど。 それにしても、やっぱり一緒に生まれた兄弟、顔だちはそっくりだ。 #
by haruhirame
| 2009-01-16 13:53
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